AGA外来

はじめに

まず初めに私の略歴から:5年間の内科経験がある皮膚科医です。大学勤務時代に脱毛症外来を開設して、以来、脱毛症に係わっています。
薄毛やAGAの診療では、診察→診断→治療の流れを大切にしています。
よろしくお願いいたします。

当院のAGA外来は、
薬は出してくれるけどよく診てもらえなくて不安、という場合
これまでの内服治療 and/or 外用治療 and/or メソセラピーで満足できない場合
  • 内服薬例:フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルなど
  • 外用薬例:5%ミノキシジルなど
  • メソセラピー:各種アミノ酸・ビタミン・抗酸化物質(ポリフェノールなど)等が配合されたものを頭皮に注入する治療
内服治療 and/or 外用治療 and/or HARG療法で満足できない場合
同じHARGでも使い方により効果が異なる事もあります。
副作用が出現したため内服治療を受けられなくなった場合
内服はなるべくしたくない場合

このような場合に当院受診をお考え頂きたく思います。

また、ミノキシジル内服を始める方は、開始前の内科的診察(無料)と心電図検査(800円)が必要です。特に内服開始の初めの半年間は発毛効果だけでなく、内科的診察と心電図検査で副作用チェックする事が大切です。その後は半年に1度の診察を予定します。

治療方法と価格について

治療は、基本的にそれまで受けていた内服・外用治療に再生医療を加えて行います
また、再生医療を受けられる方は各種内服・外用薬の価格が割安となります(税込み)。

再生医療を受ける方の価格(/月) 当院での通常価格(/月)
フィナステリド1mg 3,500円 5,100円
デュタステリド0.5mg 3,500円 5,500円
ミノキシジル2.5mg 1,900円 3,800円
ミノキシジル5mg 1,900円 3,800円
5.3%ミノキシジル液 2,500円 3,800円
7%ミノキシジル液 6,000円 7,000円
パントガール 7,500円 8,000円
ミノキシジル錠の購入にはピルケースが必要。1個400円で購入できます。

再生医療は基本的にPRPとHARGとの併用を行います。
これは再生因子や再生因子誘導物質を頭皮に注入する方法です(税込み/回)。
参考までに、進行したAGAではHARG2本での治療が良いです。

PRP再生医療1本+HARG治療1本 85,000円
PRP再生医療1本+HARG治療2本 95,000円
PRP再生医療2本+HARG治療2本 110,000円

また、当院ではミノキシジル内服は用量上限を2.5mg/日で推奨しています(ただし、前医ですでにミノキシジル5mgが投与されていて、当院での検査で副作用が確認されなかった場合は5mgを維持していきます)。下記にその理由を説明します。
ミノキシジルはもともと1970年代に欧米で使用されていた降圧剤です。内服すると頭や四肢などの毛が増える効果があり、AGA治療に使用されるようになりました。主な副作用に心電図変化や不整脈、浮腫、心嚢液貯留などがあり、降圧剤としては現在は使用されておりません。
タイ王国で行われた研究では、ミノキシジル5mg/日でAGAを治療したところ、ほぼ100%に改善が認められましたが、一方で10%に足の浮腫、10%に心電図変化(不整脈を含む)がみられました。心電図変化は心室細動の誘因(いわゆるAED対応が適応になる状態)となりえます。発毛効果は高いが反面危険性も危惧される報告です。

一方で、本邦では18,918人にフィナステリド内服+5%ミノキシジル液外用+ミノキシジル5mg内服+メソセラピーの治療を行い100%の効果と、80%の満足度(1年後)を得ている報告があります。本邦でミノキシジル5mgで治療している医療機関は、おそらくこの論文を参考にしている事が推察されます。しかしこの論文にはミノキシジルに関連した副作用の記載が全くなく、また内服開始前後での心電図検査を行ったかどうかの記載もありませんでした。副作用が無いので記載しないのか、検討していないために記載がないのか、これは大きな違いです。

もう一つ、海外の報告で1日2.5mgと5mgの2群で行った研究があります。2.5mgでも発毛効果がみられ、かつ足の浮腫は0%でした。一方、5mgの群では足の浮腫が6.5%に見られました

これらの論文報告を総括すると、1日5mgのミノキシジル内服では足の浮腫が5~10%程度、心電図異常が10%までの確率で見られる可能性が考えられます。足の浮腫は血管から体液が漏出して皮下組織に貯留した状態ですが、同様な事が心臓を被っている血管に起これば心嚢液貯留の誘因となるので、足の浮腫は危険信号と言えます心電図異常は程度により内服を継続できるものもあれば、内服を中止せざるを得ない場合もありますが、いずれにしても心電図検査をしなければわからない事です。

一方、1日2.5mgでは、浮腫の発現率が顕著に減少し安全性が示唆されます。ただ、発毛効果は5mgよりも低下するでしょう。しかし、「ある程度効果が期待できて、かつ安全性が期待できる」の両者を満たすのは2.5mgだろうと結論しました。
従って、当院ではミノキシジル内服の上限は1日2.5mgを推奨し、ミノキシジル内服効果が不足する分をPRP再生医療やHARG療法といった安全性の高い治療をアジュバント治療として補足する形をとっているのです。

PRP再生医療

患者様自身の血液を採血し、遠心分離により濃厚血小板血漿(PRP)を採取して、これを頭皮の局所に注入する治療です。血小板に含まれる約20種類の成長因子を局所に注入することで発毛(育毛)を促します。
PRP再生医療は、顔の美容にも用いますが、AGAでは比較的軽症な男性(ハミルトン分類でI型、II型、III vertex型まで)に行います。ご自分の血液から分離した成分で治療するので安心です。

詳しくはこちら

HARG療法

顔の美容には用いらない、発毛・育毛専用の再生医療です。
健康人の脂肪幹細胞を培養し、その上清液から抽出した脂肪幹細胞由来成長因子誘導タンパクを用いる治療です。これを皮内に注入すると100種類ほどの再生因子・増殖因子の発現が誘導され発毛を促します。
当院ではPRP再生医療と併用し、より強い効果の発現を目指します。
おおよその治療回数の目安は4~10回です。効果発現後は1~1.5年間、その効果が維持されると言われています。治療終了後も半年に1度で診察し、必要性があれば、ハーフ治療(値段を半額ですが、内容は初期治療と同じ量を使用します。サービス料金治療です)を行う事もあります。

具体的な治療の流れ

  1. PRP再生医療やHARG療法をご希望の方は、お電話で予約して頂きます。

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  2. 診察で問診・視診を行い、再生医療の適応があるか、どちらの再生医療が良いか、改善する可能性はあるか、など検討いたします。

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  3. 続いて頭髪の写真を記録し、頭皮を麻酔クリームで20分ほど覆います。PRP再生医療の場合は、その間に採血いたします。

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  4. その後、クリームを洗い流してから、15分ほどかけて頭皮に注入治療を行います。この時、必要性があれば、神経ブロック麻酔を行うこともあります。

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  5. シャンプー、ドライヤーで整髪してお帰り頂けます。

合計1時間+αと考えて頂ければ良いかと思います。

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